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Geminiが毎朝のタスクや情報収集を自動化 神機能「Scheduled actions」を追加

2025年06月09日 18時05分更新

文● サクラダ 編集●飯島恵里子/ASCII

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 グーグルは6月6日(現地時間)、生成AI「Gemini」アプリにおいて、ユーザーのタスクをあらかじめ設定した日時に自動で実行する新機能「Scheduled actions(以降、スケジュールされたアクション)」の提供を開始したと発表した。これにより、Geminiはさらにパーソナルで、積極的なアシスタントへと進化を遂げる。

Geminiがあなたの執事に 時間を指定してタスクを自動実行

 この新機能は、5月に開催した開発者会議「Google I/O」で予告されていたもので、ユーザーはGeminiとの対話の中で特定の時間にタスクを実行するよう指示したり、普段利用しているプロンプトを定期的なアクションとして設定することができる。一度設定したタスクは、設定メニュー内の専用ページからいつでも管理が可能だ。

 例えば、毎朝起床したタイミングでその日のカレンダーの予定と未読メールの要約を受け取ったり、毎週月曜日にブログ用のアイデアを5つ生成させたりといった定型的な作業を自動化できる。さらに、応援しているスポーツチームの最新情報を毎日入手したり、授賞式の翌日にその概要をまとめさせたりといった単発のタスク予約も可能だ。ユーザーが必要なことと時間をGeminiに伝えるだけで、あとはよしなに計らってくれるというわけだ。

 「スケジュールされたアクション」機能は、Geminiアプリの有料プラン「Google AI Pro」または「Google AI Ultra」のサブスクリプションユーザー、および対象となるGoogle Workspaceのビジネスプランと教育プランで利用できる。

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